イソアオスゲ

カヤツリグサ科 スゲ属

2024.5.2 神奈川県三浦半島   2024.5.2 神奈川県三浦半島


海岸付近の岩場、草地などに生える多年草で、高さは5〜20センチ。半地表性の匐枝を伸ばし、叢生する。基部の鞘は褐色でやや光沢がある。葉は線形で有花茎よりも長い。
頂小穂は雄性、線形で長さ5〜10ミリ、雌小穂は2〜4個、花茎の上部に集まるが、下方のものは根際に付く。苞は葉状で花序より著しく長い。雌小穂の花数は10個以内と少なく、鱗片の先は短い芒状。果胞は長さ2.5〜3ミリ、脈はやや太く、有毛。花 ()期は4〜5月。太平洋側は千葉県以南、日本海側は山形県以南〜九州に分布する。

〜徒然想〜

悔いの残る撮影になりました。足元には直径15センチほどの叢生株がいくつも見られるのですが、イメージしていたイソアオスゲとは思えず、撮影をスキップしてしまいました。
数年前にハマアオスゲとともに撮った画像が本種であると確信できず宿題としていたところ、その時の株が直径30センチほどで、有花茎の長さが20センチほどでした。その印象が残り、目の前の小さな株が、本種とは思いよりませんでした。
念のためにと撮っておいたのですが、よく見ると本種の特徴を有すると思い、悔いが残りました。
まだ早期で、これからもっと葉や有花茎を伸ばしていくのでしょう。

−同じ科の植物−


 2024.5.2 神奈川県三浦半島
苞は葉状で長い
  
 
2024.5.2 神奈川県三浦半島
根際に雌小穂が付く 果胞には毛がある
  
 
 2024.5.2 神奈川県三浦半島    2024.5.2 神奈川県三浦半島