イロハモミジ

カエデ科 カエデ属

 
2019.4.29 兵庫県   2019.4.29 兵庫県


山地の多少湿り気のある日当たりのよい斜面や沢沿いなどに生える落葉高木で、高さは15メートルほどになる。葉は対生し、葉身は掌状に59裂、縁には重鋸歯がある。
雌雄同株で、一つの花序に雄花と両性花が混生する。直径5ミリほどの小さな花を複散房花序に1020個付ける。花弁と萼片は5個。雄しべはふつう8個あり、花から突き出る。果実は79月に熟し、翼果で長さ1.5センチほど、ほぼ水平に開く。花期は45月。福島県以南〜九州に分布する。
別名イロハカエデ

~徒然想~

最もモミジらしいモミジで、きれいに紅葉します。それ故、全国で植栽されています。
兵庫県で撮ったものは登山口で見られたので自生と思われますが、定かではありません。
葉も花も十分に展開していません。同定は難しいのですが、一部に展開した葉が見られましたので、イロハモミジとしました。
三重県のものは観光地の遊歩道に生えていたので、植栽でしょう。交配したものも植えられるようです。

-同じ科の植物-

 2019.4.29 兵庫県   2019.4.29 兵庫県  
2019.4.14 三重県
2019.4.14 三重県 2019.4.14 三重県