別名ヒライ、ネジイ
沿海地、丘陵地の湿った砂泥地、草地などに生える多年草で、高さは20〜45センチ。匍匐する地下茎は太さ3〜5ミリ、広卵形鋭頭の鱗片を密生する。葉鞘は褐色又は黒褐色で光沢がある。
花穂は8〜25個の単生花からなり、花被片は長楕円状披針形で鋭頭、 背部は緑褐色、側部は黒褐色で光沢がある。刮ハは長卵形、鋭頭又は凸頭、黒褐色で光沢があり長さ4〜5ミリ。花 (果)期は4〜5月。 北海道〜本州に分布する。
〜徒然想〜
古い画像がストックフォルダーにありました。当時はイネ科、カヤツリグサ科、イグサ科などにあまり興味がなかったので、撮ってもおざなりで、HPにアップするのも後回しになっていました。
久しぶりに訪れた観察地には、相変わらず名札と共にこの花がありました。花はすでに終わっているようです。
そして、改めて古いストック画像を見てみると、葯が飛び出しているようにも見えます。これが花期の状態なのかな、と思えてきますが、知識と共に参考とする花期の画像がなく、定かではありません。
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