エゾノミクリゼキショウ |
カヤツリグサ科 イグサ属 |
高山の湿原などに生える多年草で、高さは10〜25センチ。茎葉は2〜3個。葉耳は卵形で淡褐色。 頭花はふつう1個付け、直径10〜13ミリ、小柄のある10〜25花からなる。花被片は黒褐色〜栗色。雄しべは花被片の2/3。葯は花糸より短い。花期は7〜8月。北海道、本州北部に分布する。 〜徒然想〜 花仲間に誘われて、2泊3日の大雪花旅です。撮影記録からみると、北海道高原温泉から緑岳、白雲岳方面に向かう途中で撮影したものと思われますが、定かではありません。 緑岳までの途中にはいくつかの花畑があり、しばしば足を止めたものです。見られる花はいずれも素晴らしく、夢中で撮影しました。 でも、カヤツリグサ科の植物は、記念写真程度でしか撮っておらず、今から思うと惜しいことをしました。エゾミクリゼキショウは、北海道と岩手にだけ分布する貴重な絶滅危惧TBの植物でした。 詳細な画像も残っていませんので、本種であるか、正直自信が持てません。 −同じ科の植物− |
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2009.8.16 北海道 |
2009.8.16 北海道 | 2009.8.16 北海道 |