エゾネコノメソウ

ユキノシタ科 ネコノメソウ属

    
2018.5.13 北海道   2018.5.14 北海道

湿原、林下の水湿地などに生える多年草で、高さは5〜12センチ。根出葉は長い柄があって互生し、腎円形で浅い鋸歯がある。茎には1〜2枚の葉が互生する。
花弁はなく、萼片は4枚、鮮黄色の苞が目立つ。雄しべは8個で葯は黄色。花期は4〜5月。北海道東部、北部に分布する。


〜徒然想〜 

以前根室方面で探しましたが、みつからなかった植物です。あれば黄色が目立つので見逃すはずはないのですが、探した場所が悪かったのか、花期に遅れたのか。

数年後、3週間ほど早めて再訪しました。今回は、根室の目的地に着く前に湿原でみつけてしまいました。前回も散策した湿原です。やはり、前回は花期に遅れたのでしょう。
鮮やかな黄色が良く目立ち、遠くからでも、直ぐこの花と分かります。近づくと、なお一層黄色が鮮やかです。ようやくこの黄色い花に出逢えた喜びに浸ります。

この花を見ていると、何故か思い出したのがキンシベボタンネコノメソウ〜〜まだ見ることができていない関西中国方面に分布する花です。いつの日か・・・。  (翌年、近畿地方でみつけることができました。)

−同じ科の植物−

   2018.5.13 北海道  
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