アツバキミガヨラン

リュウゼツラン科 イトラン属 (ユッカ属) 
  APG分類ではクサツギカズラ科
 
2006.10.21 神奈川県三浦半島   2006.10.21 神奈川県三浦半島


北米南部原産の帰化植物。砂丘草地などに生える常緑低木で、高さは1.5メートルほどになる。葉は厚くて堅く、先は鋭く尖る。
1メートルほどの花茎の先に円錐花序となって花を下向きに多数付き、淡いクリーム色、長さ5〜10センチ。花期は5〜6月、9〜11月。

〜徒然想〜

暖地の海岸を歩いていると、よく見られます。どうせ植栽だろうと気にも留めませんでしたが、いずれ収載することになるだろうと撮影だけはしておきました。
改めて調べると、元来は半砂漠などに生育する植物で、公園や庭園に植えられたようです。
葉は堅く鋭いので、危険でもあります。公園などでは怪我をしないよう葉先を切り取る作業が行われます。

−同じ科の植物−

 2021.10.5 神奈川県三浦半島    2021.10.5 神奈川県三浦半島