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湿地、河川の草地などに生える多年草で、高さは２０〜４０センチ。地下茎を長く伸ばし、まばらに株立ちする。葉は線形で、質は薄く淡い緑色。 枝先の穂状花序に８〜１０個の小穂を付け、赤栗褐色で 長さ５〜８ミリ。花期は５〜６月。長野県、関東地方に分布する。 〜徒然想〜 カヤツリグサ科の植物を目的に花探索をするのは初めてかもしれません。準絶滅危惧種ＮＴの植物ですので、出逢えるのは幸運なことでしょう。 ぬかるみに足を取られながら進んだ湿地に群生していました。 近似種にウスイロスゲがあるようですが、こちらも極めて生育地が限られた植物のようで、情報が少ないです。 小穂の色、果胞に圧短毛があることなどが違いです。本種は圧短毛がないということですが、確認していません。 −同じ科の植物− |
| 2017.5.30 群馬県 |
