アオツヅラフジ

ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属

2025.7.24 東京都八王子市
雄株 花序は長いです
  2025.7.24 東京都八王子市
雌株 花序は葉腋に短く付きます


山野の道端、林縁などに生える落葉つる性木本。茎は他のものに絡み付いて伸び、細く、黄褐色の毛がある。葉は広卵形〜卵心形、時に狭卵形で、しばしば浅く3裂し、先は円形、基部は心形〜円形。
花は雌雄異株で、枝先や葉腋から細長い円錐花序を出し、黄緑色〜黄白色の花を多数付ける。花弁は6個で、雄花では6個の雄しべがあり、雌花では6個の仮雄しべと6個の雌しべがある。萼片は6個、広卵形で外側の3個は小さい。果実は直径7ミリほどで球形の核果を密に付け、秋に藍黒色に熟し、白粉を被る。花期は7〜8月。本州〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

高尾山で本種と思われる実を見てから8年、なかなか花を見に出かける機会はありませんでした。理由は、夏の高尾山は暑いからです。夏は涼しい信州や高山での花探しになります。

近場の多摩丘陵を探索する機会が増えてくると、丘陵地でも本種が見られるはずと、探してみることにしました。狙いは当たりました。格子塀を伝って本種がぶら下がっていました。まだ蕾のようです。花は1週間後に再度出かけ、開花を見ることができました。
雄花は花序を10センチほども伸ばすのに対し、雌花は葉腋に小さく付くだけです。花は小さいので、風で揺れるのを片手で抑えながらの撮影です。
葉は多くは卵心形ですがいろいろに3裂した葉もあり、まったく別種のようです。

−同じ科の植物−

 2025.7.24 東京都八王子市
雄花序 花序は10センチを超えることがあります
   2025.7.24 東京都八王子市
雌花序 茎、花序、葉柄、葉には短い毛が密生します
 
 2025.7.24 東京都八王子市
雄花 花弁は6枚、先が2裂します 雄しべは6個です
萼片も6枚です 蕾を見ると、外片は小さいようです
   2025.7.24 東京都八王子市
雌花 花弁は6枚、先が2裂します 花柱は6裂します
 
 2025.7.24 東京都八王子市   2025.7.24 東京都八王子市 
 葉形は卵形〜3裂するものまで、変化があります  
 
 2017.9.3 東京都高尾山
実は青く、白粉を被ります
  2025.7.24 東京都八王子市
このような葉もありました
 
 
 2020.9.16 東京都高尾山    2017.9.3 東京都高尾山
 実は初め緑色で、次第に青黒くなっていきます  
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