日当たり良い草地、畦、河原などに生える多年草で、有花茎の高さは15〜50センチ。密に叢生し、葉は有花茎とほぼ同長。
頂小穂は雄性、多数の小花からなる棍棒状で長さ1〜2センチ。側小穂は雌性で2〜3個あり、長さ1〜2センチ。雌鱗片には長い芒があり、果胞には不明瞭な脈があって、まばらに毛がある。花期は4〜5月。日本全土に分布する。
近似種にメアオスゲ、ヌカスゲ、 ノゲヌカスゲ、 イトアオスゲなどがある。
〜徒然想〜
コロナの影響で他県には出かけられず、自宅付近の多摩川に出かけてみます。それでも、土手道にはジョギング、ウォーキングなどで多くの人が行き交い、ここも逃げ出します。(後日、これも自粛した方がいい雰囲気になりました。)人がいない河川敷の草地を散策します。
アオスゲは2007年に茨城県で観察記録がありましたが、改めて詳しく観察します。
これからは、カヤツリグサ科やイネ科の植物は採取して鱗片や果実を撮影することになりそうです。
−同じ科の植物−
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