北アメリカ原産の帰化植物。河原、草地、道端などに生えるつる性の1年草。寄生植物。全体に葉緑素はなく、淡黄色〜淡黄赤色。茎は針金状で無毛、他の植物に絡みつき、寄生根を出す。葉はなく、節に黄褐色の小さな鱗片を付ける。
花は鱗片の腋に小さな集散花序を出し、頭状に多くの花を付ける。花冠は白色、広鐘形で5裂し、直径3ミリほど。花期は7〜10月。日本全土に帰化している。
〜徒然想〜
気色の悪い植物です。多摩川の河川敷を歩いていてみつけたのですが、紐が絡んで捨てられている風情です。
近づくと、花のようなものが見え、植物であることが分かりました。となれば見過ごすことはできず、身を引きながらも撮影です。
図鑑等で調べて名前が分かったのですが、日本全土に帰化していることが分かりました。とはいえ、どこにでもあるわけではないようで、今まで出逢いがなかったのは幸か不幸か。とにかく気色の悪い植物です。
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