ヤクシマサルスベリ

ミソハギ科 サルスベリ属

林内、林縁などに生える落葉高木で、高さは10メートルほどになる。葉は卵状楕円形で先が尖り、全縁。
枝先の円錐花序に白い花を多数咲かせる。花期は7〜8月。屋久島、種子島、奄美大島に分布する。

〜徒然想〜

シマサルスベリの変種で、葉がやや細長く、先端が尾状に伸び、枝や花序に毛が少ないのが特徴です。

サルスベリと言えば、街路樹として植えられ、薄紅色や白い花が長く続くことが知られています。和名は百日紅の字があてられるように、花期は長いです。
対し、本種の花期はさほど長くありません。しかし、7月のこの時期は丁度盛期だったようで、車で走るといたるところでこの白い花が目立ちました。
屋久島の島花と言ってもいいくらいです。

−同じ科の植物−

2016.7.4 鹿児島県
 2016.7.4 鹿児島県   2016.7.4 鹿児島県