ヤエヤマカテンソウ |
イラクサ科 カテンソウ属 |
2015.3.5 沖縄県 | 2015.3.5 沖縄県 |
海岸近くの湿った地、石垣、排水溝などに生える1年草で、高さは10〜20センチ。茎は細く地を這うように広がり、毛を散生する。葉は互生し、円状三角形で、縁は3〜5浅裂し、両面とも長い伏毛がある。 花は雌雄同株で花序を異にし、雄花序は上部の葉腋に集散状に付き、花被は4〜5裂し柄がある。雌花序は葉腋につき、花被は4裂し柄がない。別名シマカテンソウ 花期は12〜5月。奄美〜沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 沖縄訪問前に名を知っていた植物で、裏山散歩の途中で案内人からこの名が飛び出し、撮影することにしました。 場所は湿った石交じりの登山道で、道の真ん中に群生していました。きっと、踏まれながらもたくましく生き残っていたのでしょう。 花には少し早かったようです。ようやく開花している花をみつけて撮影しました。でも、これは雄花序で、雌花序は葉の下の葉腋に付いていたのです。これを知らなかったのは私の限界、次の機会があれば雌花序もしっかり撮影したい。 -同じ科の植物- |
2015.3.5 沖縄県 |