ツルギキョウ

キキョウ科 ツルギキョウ属

山地の林縁などに生えるつる性の多年草。茎は細く長く伸び、葉は対生又は互生。葉には長い柄があり、卵心形、薄くて先は鈍い。
花は葉腋に1個ずつ付き、下に垂れる。花冠は広い鐘形で、中ほどまで5裂し、縁は反り返る。白色で内面は淡紫色。液果は紫色に熟す。花期は8〜10月。関東地方以西〜九州に分布する。

〜徒然想〜

山地に稀とされるこの花が高尾山にもありそうで、思い当たる環境の場所を歩いてみることにしました。薄日が射し、山側に木が茂る場所にいそうです。
数ヶ所を予定していましたが、何ということはありません。1ヶ所目でみつけることができました。でも、ほとんどが実になっていて萎れた花が少し〜花期には少し遅かったようです。
花を残しているものがないか、次を探します。
次もすぐにみつかりました。今度はいくつか花が残っています。ほっと一息、荷を下ろして、じっくり撮影です。

みつけることが難しいかなと思っていた花を、自分で当たりを付けた場所でみつける、これも花探しではうれしいことです。

-同じ科の植物-
2016.9.25 東京都高尾山
 2016.9.25 東京都高尾山    2016.9.25 東京都高尾山
 2016.9.25 東京都高尾山    2016.9.25 東京都高尾山
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