ツクシガシワ

ガガイモ科 カモメヅル属

山地の林下などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。茎の先はつる状に伸びる。葉は対生し、下部の葉は卵円形〜広楕円形で、大きい(長さ25センチほどになる)。上部の葉は小さい。
葉腋に花序を付け、花冠は暗紫色で、直径8〜10ミリほど。裂片は内側に白毛があり、披針形。花期は6〜7月。中国地方、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

明らかにカモメヅルの仲間と分かる花をみつけました。
しかし、撮影には苦労しました。全体の姿は思いの外大きく、中には1メートルを超えるものがあります。生えている場所は暗く、大きな葉は風を受け、全体をよく揺らします。
じっくり撮りたいところですが、団体行動ではそれもままならず、合間をみながらISO感度を上げて数を撮影しました。

画像をみると、花は地味ではあるものの、なかなか趣があります。

−同じ科の植物−
2012.6.3 島根県
 2012.6.3 島根県    2012.6.3 島根県(画像にポインターをおいてください)
 
 2017.10.29 長崎県    2017.10.29 長崎県
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