テングノコヅチ |
リンドウ科 ツルリンドウ属 |
亜高山帯の針葉樹林下などに生える多年草で、高さは30〜40センチ。茎は地上を這い、他のものに絡みつかない。葉は対生し、三角状披針形、表面は濃緑色。 花は茎頂に普通1個付く。花冠は長さ2.5センチほどで、淡青紫色。花期は8〜9月。東北〜中部地方に分布する。 〜徒然想〜 この花は、実にツルリンドウに似ています。 白馬鑓からの下山道では、何度も見ているツルリンドウかと判断し、撮影しませんでした。後でこの花を知り、後悔したものです。 そして、次は尾瀬です。やはりツルリンドウと思ってしまい、数カットを撮影したのみでした。画像を見て、愕然としてしまいました。2度も間違ってしまうとは・・・。 テングノコヅチは葉や花が小さく、茎が巻き付かず地を這うなどの違いがあります。でも、ツルリンドウも地を這うことがあります。それで間違ってしまうのです。 テングノコヅチは、花や葉が小振りで、花は茎の先だけに1〜2個付きます。次は間違わないよう、しっかり観察できるでしょう。 −同じ科の植物− |
|
2017.8.12 群馬県尾瀬 |
2017.8.12 群馬県尾瀬 | 2017.8.12 群馬県尾瀬 |