タイワンヒメコバンノキ |
トウダイグサ科 タカサゴコバンノキ属 |
隆起サンゴ礁の石灰岩地などに生える常緑小低木で、高さは1メートルほど。雌雄同株。二又状によく分岐する。葉は互生し、卵状長楕円形で裏面やや灰白色。 葉腋に緑色の小花を付ける。果実は液果で球形の直径5ミリほど。赤色から後に黒く熟する。花期は2〜5月。奄美大島以南〜沖縄諸島に分布する。 〜徒然想〜 絶滅危惧TAの植物です。海が眼下に見下ろせる山の尾根で見ることができました。 足元は手を切るほどの鋭い岩が露出しています。かつては海の底であったことがうかがわれる岩場です。 2時間ほどかけて登ってきた高い山なのに・・・、自然の変移を感じます。 タイワンヒメコバンノキはきれいな赤い実になっていました。すでに黒く熟している実もありました。葉は小判型で、まだみずみずしい緑です。 −同じ科の植物− |
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2014.9.26 沖縄県 |
2014.9.26 沖縄県 | 2014.9.26 沖縄県 |