タチガシワ |
ガガイモ科 カモメヅル属 |
山地の林下などに生える多年草で、高さは30〜60センチ。茎は直立し、細毛がある。葉は茎頂近くに数対付き、卵円形〜やや菱形広楕円形、先は急に尖る。 花は茎頂に集まって多数付く。花冠は直径1センチほどで緑褐色〜暗紫色、5裂する。花期は4〜6月。本州、四国 に分布する。 〜徒然想〜 強い陽射しの尾根道でみつけました。花とも思えないような、またきれいとは言えないような小さな花を沢山付けています。不思議な気分にさせられる花です。 まだ咲き始めでしょう。緑色の蕾も多く、葉は十分に展開していません。 撮影時、花の名は分かりませんでした。名が分かったのは大分経ってからです。山梨県でフナバラソウを見て、ふとこの花が連想され、ガガイモ科を探してみつけました。 未だ名前が分からない植物の画像が多くあります。今回のように他の植物を見て連想したり、図鑑やネットを何気なく眺めていたりして不明だった名が分かることがあります。そんなときは、山で初見の花をみつけた時のようにうれしいものです。 −同じ科の植物− |
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2013.4.2 東京都高尾山 |
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2013.4.2 東京都高尾山 | 2013.4.2 東京都高尾山 |