ダイセツヒナオトギリ |
オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
北海道大雪山系の一部だけにみられる多年草で、地熱のある湿地に這うように生える。茎は叢生し、葉は倒卵形で、しばしば赤く変色し、黒点と明点がある。 花は3〜5個付き、黄色で直径1センチほど。花弁と萼片には黒点がある。花期は6〜8月。 〜徒然想〜 近くには噴煙や硫黄の露出がみられ、このようなところに生えるオトギリソウは、やはり特殊といわざるを得ないでしょう。背丈は低く、葉の長さも花の直径も1センチほどしかありません。 お盆のこの頃は、さすがに花期には遅いのでしょう。ほとんどが赤い実となっていましたが、1輪だけかろうじて咲き残っていました。 本来は先が丸い花弁もすっかり縮み、星形です。 また来る機会があるか分かりませんが、赤くなった実を見ながら黄色い花を想像し、自生地をあとにしました。 撮り直しの機会がきました。胸躍る思いで、林道を走ります。 再訪は7/23日でしたが、盛期はもう少し早いようです。 10花ほど咲いていましたが、きれいな個体は少ないです。 −同じ科の植物− |
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2009.8.15 北海道大雪 |
2009.8.15 北海道大雪 | 2009.8.15 北海道大雪 |
2012.7.23 北海道 | 2012.7.23 北海道 |