チシマセンブリ |
リンドウ科 センブリ属 |
海岸、高山の湿った場所などに生える2年草で、高さは10〜30センチ。葉は対生し、柄はなく、三角状披針形。 花は直径1センチほど、花弁は4枚あり、青紫色で、濃紫色の斑紋がある。花弁のほぼ中央には楕円形の蜜腺がある。花期は7〜9月。北海道、本州中部北部に分布する。 〜徒然想〜 本州では高山に、北海道では海岸付近の草地や岩場などに生えるチシマセンブリです。 数度の訪問ですっかりお気に入りになってしまった海岸で、また初見の花を発見してしまいました。紫の花が目に留まり、見るとセンブリの仲間です。高さは10〜15センチほどで、盛期と思える花を咲かせていました。 1週間後、知床〜道東を一回りして辿り着いた岬の草地では、この花がブーケ状にいくつも広がり群生状態でした。高さは10センチ以下、花は白くなってしまったものが多く混ざり、やや終わりかけです。 アポイ岳の麓では、30センチほどのものも見られるようです。産地によって青紫色の濃淡の違いもみられます。 −同じ科の植物− |
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2012.7.22 北海道 |
2012.7.28 北海道 | 2012.7.22 北海道 |
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