スズムシバナ

キツネノマゴ科 イセハナビ属

山地の林下木陰などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。茎はまばらに分枝し、鈍い4稜がある。葉は対生し、広卵形〜三角状広卵形で、鋸歯がある。
枝先に柄のない花を1〜数個付き、花冠は淡紫色で、漏斗形、長さ3.5センチほど。花期は9〜10月。近畿地方以西〜九州に分布する。

〜徒然想〜

花は、雨ですっかり濡れねずみ状態です。落ちた花が、まだ葉の上に留まっています。足元に茂った草が、ズボンを濡らします。傘を差しながらの撮影ですから、体も濡らします。
やはり、花撮影は雨はいやですね。今度は、条件のいい時に出逢いたい花です。

ユキミバナと似ていますが、こちらは茎は立ち上がらず匍匐して伸び、著しい開出毛があります。


−同じ科の植物−
2013.8.25 高知県
2013.8.25 高知県 2013.8.25 高知県
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