シロバナサクラタデ

タデ科 イヌタデ属

湿地や水辺などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。茎は直立し、よく分枝する。葉は互生し、披針形。鞘状の托葉は長い筒形で、伏毛があり、縁に長い毛がある。
枝先にややまばらな穂状の総状花序を出し、花を多数付け、先は垂れ下がる。花被は白色で5深裂し、長さ3〜4ミリ。雌雄異株で、雄花では花柱が花被より長く、雌花では雄しべが花被より長い。花期は8〜11月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

サクラタデの白花品ではなく、別の品種です。サクラタデとは、花が白いこと、花被の長さが短いことなどが異なります。

日本全土で比較的容易にみられるようですが、皮肉にも出逢いは東京から遠く離れた宮崎県でした。
近くに川が流れる道端です。緑の草が生い茂り、その中で白い花がよく目立っていました。
いつかは見られると思っていましたが、遠い地での偶然の出逢いはうれしかった。

−同じ科の植物−
2012.9.28  宮崎県
2012.9.28  宮崎県 2012.9.28  宮崎県
   2012.9.28  宮崎県