シロバナキツネノマゴ

キツネノマゴ科 キツネノマゴ属

道端や林縁などに生える1年草で、高さは10〜40センチ。葉は対生し、卵形〜長楕円形、両面に毛が散生する。
花は白色の唇形花で、萼片や苞に縁には白い毛がある。キツネノマゴの白花品で、花の色以外は変わらない。花期は8〜10月。本州〜九州に分布する。

〜徒然想〜

九州で、白い花を持つキツネノマゴに出逢いました。ふつうの赤紫色のキツネノマゴと並んで生えています(ツーショットの撮影には失敗しました。)。
珍しいと思い撮影しましたが、調べると各地で報告されていました。

白花品は、本来色が付くはずが、稀に色素が形成されず、白い花を咲かせたものです。珍しいものとして、好んで写真撮影の対象として珍重する愛好家もいます。
変種扱いとされるものが多いのですが、シロバナの名が付いていても別品種のものも多くあります(シロバナサクラタデなど)。

−同じ科の植物−
2012.9.28 宮崎県
2012.9.28 宮崎県 2012.9.28 宮崎県
   2012.9.28 宮崎県