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伊豆諸島の一部の島だけ生育する多年草で、高さは５０センチほど。葉は対生し、葉身は掌状で３〜５中裂し、厚く、光沢がある。 花は集散花序に多数付け、小花は黄色で、距が短い。花期は７〜８月。 〜徒然想〜 貴重な花が目に入りました。この島でも個体数は少ないようです。 葉は厚く光沢があり、距が短いのが特徴です。 残念ながら、一株しかみつからず、まだ蕾です。でも蕾の黄色は鮮やかで、花が開いた様子が目に浮かぶようです。 本種はハクサンオミナエシの変種とされています。どちらかというと高山などの寒地に生えるハクサンオミナエシが、変種とはいえこのような暖地に残っているのか、植物の不思議を見る想いです。 −同じ科の植物− |
| 2012.7.1 東京都伊豆七島 |
