シチトウスミレ |
スミレ科 タチツボスミレ類 |
伊豆七島や伊豆半島の道端、林縁などに生えるタチツボスミレの変種で、高さは15〜30センチほど。葉が大きく、光沢がある。花は淡青紫色。花期は3〜4月。 〜徒然想〜 山道を散策中にタチツボスミレのような個体がぽつぽつと見られたので、日差しのある海岸付近ならシチトウスミレが見られるだろうと、少し歩いてみることにしました。 火山の島らしく、海岸は黒っぽい溶岩の岩場が続いています。波が岩に砕け、微かなしぶきが風に運ばれて顔にかかります。 シチトウスミレは、林が風よけになる窪地に咲き始めていました。葉の緑が濃く、厚みがあります。光沢もあります。こちらが典型的なシチトウスミレと思われるのですが、より内陸ではタチツボとの中間型のような個体も見られました。 −同じ科の植物− |
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2010.2.20 東京都八丈島 |
2010.2.20 東京都八丈島 | 2010.2.20 東京都八丈島 |