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静岡県渋川と天竜市の超塩基性岩地に生える半落葉低木で、高さは３〜５メートルになる。葉は３個輪生し、卵状菱形で、中央部よりもやや下が最も幅広い。葉の表面は光沢があり、褐色の長い毛がある。 花は紅紫色で、直径３〜４センチ、５裂し、上の裂片には濃紫色の斑点がある。雄しべは１０個。花期は５〜６月。 〜徒然想〜 盛りが過ぎたせいか、観光客もまばらです。それでも山頂のツツジを目指して、年輩者が膝に手をやりながら、懸命に登ってきます。 もうすぐですよ、と声をかけるものの、花は終わりですとは言えませんでした。 下の広場では、流しソーメン（地域によってはソーメン流しというそうですが）など、イベントが行われ、土地のじっちゃん、ばっちゃんが面倒をみていました。 こちらも盛りが過ぎたせいか、のんびりムードです。 ちょっと仲間に入って雰囲気を味わってみたい気にもなったのですが、次の観察地に向かうことにしました。 −同じ科の植物− |
| 2009.5.31 静岡県 |
