セトウチウンゼンツツジ |
ツツジ科 ツツジ属 |
日当たりのよいやや湿り気のある山地などに生える半常緑低木、高さは1メートルほどになる。葉は互生し、枝先に集まって付き、倒披針形又は倒卵形。 花は枝先に1個ずつ付ける。花冠は白色で、漏斗形、5中裂し直径1.5センチほど。花期は4〜5月。本州和歌山県以西、四国に分布する。 〜徒然想〜 かつてはシロバナウンゼンツツジと呼ばれていたようです。事情を調べると、基本種にウンゼンツツジがあり、その白花品はシロウンゼンと呼ばれています。シロバナウンゼンツツジはウンゼンツツジの変種に当たりますが、シロウンゼンと紛らわしいのでセトウチウンゼンツツジと呼ぶようになったようです。 事情を知ると、その名に同意するものがあります。 花は、ツツジ属としては小さめで、きれいです。花が枝先に1つずつ付くことや葉が枝先に集まって付くこと、ウンゼンの名が付くものの長崎県の雲仙には分布しないことなどに興味がひかれました。 −同じ科の植物− |
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2012.4.21 香川県 |
2012.4.21 香川県 | 2012.4.21 香川県 |