サンショウバラ

バラ科 バラ属

山地の風衝地や林縁に生える落葉小高木で、高さは1〜6メートル。葉は羽状複葉で小葉は狭楕円形、縁には細かい鋸歯があり、先端は尖る。枝や果実の表面などに棘がある。
花は枝の先端に1つずつ付け、淡紅色で、直径5〜6センチと大きい。花期は6月。富士山や箱根地域のみに分布する。環境省絶滅危惧種。和名は、葉の形や棘がサンショウに似ていることによる。別名ハコネバラ。

〜徒然想〜

一輪だけ、きれいな花が残っていました。他の木では花が終わっていただけに、ピンクに縁取られた大きな花が、一層きれいです。

今日は遠方の方を案内して、富士山周辺を巡ります。間近に見上げる富士山に感動する姿や、サンショウバラを熱心に撮る姿を見ていると、一緒に花散歩できる喜びが湧いてきます。
その画像をネットの掲示板に載せてくれました。きれいに撮れていましたよ。

エピソードを一つ。そのすぐうしろに山椒の木がありました。あら!と、互いに笑顔です。

−同じ科の植物−
2009.6.28 静岡県富士宮市(画像にポインターをおいてください)
2009.6.28 静岡県富士宮市
   以下は箱根湿性花園にて撮影 2005.6.5