サガリバナ |
サガリバナ科 サガバナ属 |
マングローブ後背湿地などに生える常緑小高木。葉は枝端に束生し、倒卵状長楕円形、長さ15〜30センチ。 花は総状花序に下垂し、長さ60センチほどになる。花は白色又は淡紅色で、雄しべは極めて多く、糸状で長さ3〜4センチ。花期は6〜7月。アフリカ東岸部から東南アジア、太平洋地域の広い範囲に分布し、北限は日本の奄美大島。 〜徒然想〜 本画像は植栽です。あまりにも出逢いが衝撃的でしたので、自生でなくても収載することにしました。 ”サガリバナを見に行きましょう。”と懐中電灯を持ち出します。サガリバナがどんな花か知らない私は、ただ付いていくだけです。そこで光の中で浮かび上がったものは・・・、 衝撃的でした。今まで見てきた花とは全く異なる花が、目の前にぶら下がっています。世の中にこんな花があるのか、と思いました。 この花も1日花で、夜咲き朝にはツバキのように花ごと落ちてしまいます。自生地では落ちた花が群れて川面を下る様子が幻想的に見られ、それを見るためのツアーもあるようです。 この花を知らなかったのは私だけのようでした。でも、出逢いは感動的でした。その分、得したような想いです。 花は翌日早朝にも残っていました。 -同じ科の植物- |
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2014.6.20 沖縄県 |
2014.6.21 沖縄県 |
2014.6.21 沖縄県 花が落ちた後に雌しべが残る |