リュウキュウイナモリ

アカネ科 サツマイナモリ属

林下のやや湿った所などに生える常緑の小低木で、高さは30〜100センチ。葉は対生し、卵状楕円形〜卵状長楕円形で、先は短く尖り、全縁で、裏面脈上には毛が多い。葉脈はやや凸出する。
花は茎頂に散房花序となり、多数分枝して多くの花を付ける。花冠は白色で長さ3〜6ミリ、5裂し反り返る。裂片は卵状三角形。花期は3〜11月。沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

この地ではよく見られました。ただ、花がすべて開いているものは少なく、数花が開いているものが多かったです。
歩いているうちに、いずれ多くの花が開いているものが出てくるだろうと思っていましたが、とうとうそのようなものは現れず、撮り損なったまま花散策が終わってしまいました。
しまった、という感じです。

帰ってから調べると、この植物は一斉には花を咲かせないようです。多くの蕾や果実になってしまったものの中に1〜2花咲かせたりします。

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2014.6.20 沖縄県
 2014.6.20 沖縄県    2014.6.20 沖縄県