リンボク

バラ科 サクラ属

別名ヒイラギガシで、材はかたい。
山地の谷間の照葉樹林内などに生える常緑高木又は小高木で、高さは5〜10メートルほどになる。葉は互生し、長楕円形、革質、光沢があり、若木の葉には鋭い鋸歯があり、老木になると全緑。
花は総状花序を出し白い花を多数付ける。花弁は5枚で、雄しべが多数花弁から突き出る。核果は広楕円形で、黒紫色に熟す。花期は9〜10月。本州関東〜福井県以西、四国、九州、沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

沢への降り口に、白い花を賑やかに付けていました。高さは4〜5メートルほどあったでしょうか。秋のこの時期に、こんなに賑やかに咲く花は知りませんでした。

ちょうど陽射しの中にあり、撮影するには好条件ではありませんでしたが、初めて見る花でしたので、手持ちでも慎重に撮っておくことにしました。

花の名は、帰京後すぐに花仲間の画像掲示板に同じ植物の名を問い合わせる投稿からです。図鑑を探す手間が省けました。

−同じ科の植物−
2010.10.10 和歌山県
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