ナガバノタチツボスミレ

スミレ科 タチツボスミレ類



山地や丘陵の明るい場所に生える多年草で、高さは10〜20センチ。根生葉は心形で、茎葉は三角状卵形〜披針形。
花は淡紫色〜濃紫色。側弁の基部は無毛(有毛もある)。花期は3〜5月。本州中部地方以西〜九州に分布する。



〜徒然想〜

近畿地方には葉の長いタチツボスミレがあることを知っており、出逢いを楽しみにしていました。しかし、期待に反して特段に葉が長い訳ではなく、多少長い葉が混じる程度でした。
調べると、花茎が伸びてくると上位に付く葉が細長くなって三角形から被針形になるという。早期ではまだ三角形の葉が出ていないので区別しにくいとのことでした。納得です。
まだ地べたに這いつくばるような個体が多く、なるべく長い葉が写るよう撮影しました。

四国では、いたる所にこのタチツボスミレが見られました。
ナガバといわれる由縁の個体も多く見つかり、名に納得しました。
葉裏や葉脈が紫色を帯びることが多いようです。


−同じ科の植物−

2011.4.17 和歌山県
 2011.4.17 和歌山県    2011.4.17 和歌山県
 2012.4.16 愛媛県 2012.4.21 香川県
   


その後も本種と思われる個体との出逢いがあり、いくつかを知りました。

・花はニオイタチツボスミレに近いものや、タチツボスミレと思われるようなもの、その中間的なものが見られる。
・花茎は立ち上がることが多い。
・葉は根生葉は心形で長くならず、茎葉は長くなる。
・葉裏は紫色を帯びることが多く、葉表の葉脈はアカフタチツボスミレのように紫色になることが多い。

など。

 
 2019.4.8 佐賀県    
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