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シハイスミレで、葉の裏面が紫色を帯びない淡緑色のものをいう。 〜徒然想〜 ”怪しいスミレがあります。意見を聞かせてください！” と、案内人は道を外れて森に入ります。 やや薄暗い森の中には、点々とスミレの葉が見えます。花期には少し早く、花を付けているのはわずかですが、蕾が多く見られます。 一見するとシハイスミレです。でも、葉は黄緑色で、質の薄い葉です。シハイスミレとは違います。何よりも、葉裏は紫色を帯びず、緑色です。 ？？？で、述べる意見も出てきませんでした。 宿題として持ち帰り調べてみると、葉裏が紫色を帯びないミドリシハイスミレがあることを知りました。また、案内人が教えを乞いた先生からは、花柱部の拡大画像を見て、”シハイスミレそのもの” との回答を得られたとでした。 ということで、案内人も私もミドリシハイスミレに落ち着いていますが、今後も調査が続きます。 なお、ミドリシハイスミレの名は、「増補 原色日本のスミレ」（著者浜栄助、増補編者神山隆之）に見られます。 −同じ科の植物− |
| 2017.4.30 栃木県 |
