クサノオウバノギク |
キク科 オニタビラコ属 |
山地の苔むした岩上などに生える多年草で、高さは15〜45センチ。葉は羽状に深裂する。 花は茎頂や上部の葉腋に散房状に数個付ける。花冠は黄色で5弁、直径1センチほど。花期は8〜11月。関東、中部、近畿地方、四国に分布する。 〜徒然想〜 もう2時間ほど待ったでしょうか。 天気が良くなる予報に反して、なかなか日差しが定まりません。薄日が差したと思ったら、すぐに雲に隠れてしまいます。この花は日差しがないと花を開いてくれないのです。 2年ほど前この山に別の花を探しに来たときに、挨拶した登山者から小さなキク科の稀少種があることを教えてもらいましたが、それがクサノオウバノギクだったのです。 花期の情報を得て勇んできたものの、花は一輪も開いていませんでした。開けば、ニガナに似た直径1センチにも満たない黄色い花が見られたことでしょう。 また大きな雲が張り出してきました。今日はこれまで! 又の機会にします。 −同じ科の植物− |
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2009.10..5 山梨県 |
2009.10..5 山梨県 |
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