クロバナエンジュ

マメ科 イタチハギ属

北アメリカ・メキシコ原産の帰化植物で、幹の高さ1〜4メートル。葉は互生し、偶数又は奇数羽状複葉で小葉は5〜10対ある。小葉は長楕円形で全縁。
枝先に穂状花序を数個のばし、長さ8ミリほどで黒紫色の花を多数付ける。花糸は紫色で葯は黄色。花期は5〜6月。

〜徒然想〜

八ヶ岳の開けた林道脇にぽつんと生えていたので、よく目立ちました。花の色具合は黄色と焦げ茶でしょうか、品がないような、日本の植物にはそぐわない姿です。
案の定、北アメリカ周辺原産の帰化種でした。でも、帰化種にありがちな群生ではなく、一株だけが生えていて、なぜあんなところに生えていたのか、想い返してもよく分かりません。周辺にもみられませんでした。

−同じ科の植物−
2006.7.7  長野県八ヶ岳
 2006.7.7  長野県八ヶ岳    2006.7.7  長野県八ヶ岳