コシカギク |
キク科 シカギク属 |
アジア北部、北アメリカ原産とされている帰化植物。海岸に多く、道端、空き地、荒地などに生える1年草で、高さは10〜30セン。茎は上部でよく分枝し、無毛。葉は互生し、2回羽状に全裂し、終裂片は細い線形。 頭花は上向きに付き直径7ミリほど、黄緑の色筒状花だけからなり、半球状に盛り上がる。総苞片は4列。花期は7〜9月。別名 オロシャギク 〜徒然想〜 道脇のアスファルトの割れ目に根をおろし、咲き並ぶ姿をよく見かけました。海岸の砂地でも見かけました。こんなにたくましいのは、やはり帰化種でしよう。 以前、”ど根性大根”がもてはやされましたが、とても及ばないたくましさです。 道脇に屈んで撮影していると、時折車が行き交います。速度を落とし、助手席から顔を出した夫人の訝しげな顔つきが、今でも忘れられません。 そうですよね。他人から見れば、何をしているんだろ、という風情ですね。 −同じ科の植物− |
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2012.7.25 北海道 |
2012.7.25 北海道 | 2012.7.25 北海道 |