コモロスミレ |
スミレ科 ミヤマスミレ類 |
スミレの1品種で、高さは7〜15センチほどの多年草。葉はへら形で斜め上に展開し、葉柄には翼がある。 花は重弁(八重咲き)で濃紫色、唇弁の中央部は白地に紫色の筋が入る。側弁の基部には毛がある。花期は4〜5月。 〜徒然想〜 八重咲きの珍しいスミレがあるということで、群馬県の海応院に出かけてきました。 境内はきれいに整頓され静かな佇まいで、時折木漏れ日が光ります。コモロスミレは、特段の柵もなく、自然のままで保護されていました。 以下は、境内にあったコモロスミレの紹介文です(抜粋)。 「コモロスミレは、スミレの八重咲きの一品種で、大正12年(1923年)、ここ海応院に下宿していた小諸尋常小学校訓導(くんどう)の中條正勝氏により海応院境内で発見された。 当時は矢澤米三郎氏により「ヤエスミレ」とされていたが、その後、変化に富む八重咲きの特徴をもつスミレは他にないということがわかり、小諸で発見のスミレ、「コモロスミレ」と名付けられている。」 小諸市の天然記念物です。 −同じ科の植物− |
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2012.5.7 長野県 |
2012.5.7 長野県 |
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