コケオトギリ

オトギリソウ科 オトギリソウ属



田の畦、休耕田、野原などの湿った所に生える1年草で、高さは3〜30センチ。茎は上部でよく分枝する。葉は広卵形で、円頭、多数の明点が入り、基部は半ば茎を抱く。
花は茎頂や枝の先に付き、黄色で直径5〜8ミリ。雄しべは5〜10個。苞は葉とほぼ同形で広い。花期は7〜9月。日本全土に分布する。



〜徒然想〜

崖から水が滴り落ち、下がぬかるみになっている草地に生えていました。残り花のような数花です。直径は5ミリほど。小さな花です。
似た花にヒメオトギリがありますが、こちらも同じ程度の花の大きさです。違いは苞の形が葉と同様に広卵形で、ヒメオトギリは披針形です。
とは言いながらも、なかなか見分けが難しいと思っています。もっと典型的な個体を見て画像を残さないといけないでしょう。

−同じ科の植物−
2013.9.21 愛知県
 2011.8.16 長野県    2013.9.21 愛知県