コハクラン |
ラン科 コハクラン属 |
亜高山帯の針葉樹林内などに生える多年草で、高さは20〜40センチ。葉は1枚付き、狭披針形で縦じわがあり、主脈は白い。 花は茎の上部に総状花序に付き、長さは8ミリほど。唇弁は白色で紅紫色の斑紋があり、先端が3裂する。花期は6〜7月。本州中部に分布する。 〜徒然想〜 花の1つ1つは綺麗なのですが、小さくて下向きに咲くので、意外と目立たない植物です。 なかなかみつからず、出会った同好の方に教えてもらった本種は、まだ雷でした。しかし、葉は大きめで特徴があり、これを目印に探すのも手であることが分かりました。 案の定、往路では見過ごしていたようです。帰路では他の場所にも寄る予定だったので比較的早足だったにもかかわらず、みつけることができました。でも、こちらもやっと1花が開いたのみです。 でもでも、綺麗な花です。じっくり撮ることにして、他の場所への寄り道は次週にすることにしました。 画像の多くは、満開の花が見たくて翌週に再訪したときのものです。既に萎れかけた花も見られました。 この年は全体に花期は遅れていたものの、梅雨明けが早く、その後の猛暑で、花は一気に開いてしまったようです。 −同じ科の植物− |
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2011.7.8 長野県 |
2011.7.8 長野県 | 2011.7.2 長野県 | |
2007.8.12 長野県 | 2011.7.8 長野県 |
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