キリシマアザミ

キク科 アザミ属



〜徒然想〜

九州霧島山、鰐塚山、高隈山周辺に分布し、花期に根生葉が残り、総苞片は8〜9列で粘らない、葉身は羽状深裂するなどが特徴のアザミです。
従前はツクシアザミとして扱われていましたが、ツクシアザミは花期に根生葉はなく、本種は2009年1月に新種として報告されたようです。

本画像は九州霧島周辺で撮影しましたが、この地ではキリシマアザミと呼ばれるものは標高が800m以上の所に生え、低地ではヒュウガアザミが見られるようです。800m付近は雑種が多いそうです。
これからいえば、本画像の撮影地は1200m前後の標高ですから、キリシマアザミとしていいと思われるのですが、素人には難しいです。

−同じ科の植物−
2012.10.28 鹿児島県(画像にポインターをおいてください)
 2012.10.28 鹿児島県    2012.10.28 鹿児島県
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