キバナシュスラン

ラン科 キバナシュスラン属

深山の常緑広葉樹林下などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。葉は根元に数枚付き、卵形〜卵円形でビロード状、表面に白い網目模様があり、裏面は紫色。
花は茎頂の総状花序に3〜5花を付ける。唇弁は白色でY字状に突き出し、黄色い櫛状の突起を5〜7対出す。花期は11〜1月。沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

何と面白い花だろうか。ユーモラスでもあります。
そして、何と美しいのだろうか。葉も、網目模様が美しい。
足場の悪い道を、苦労してここまで登ってきました。以前より見たいと思っていた花に、ようやく出逢えたという想いです。疲れは吹き飛んでしまいます。

なかなか見られない希少種はいくつかありますが、この花もその一つでしょう。一つの花を見るために遠い地に足を運びます。好き者と一緒の旅とはいえ、家内からは”物好き”と言われます。
図鑑などでの前調べでは高さは20センチほどかと思っていましたが、30センチほどもあり、ある意味撮影には苦労しました。背景に木漏れ日が入り、これを避けるのにも苦労しました。

-同じ科の植物-
2015.12.19 沖縄県
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2015.12.19 沖縄県
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