キバナノツキヌキホトトギス |
ユリ科 ホトトギス属 |
山地の渓流沿いなどの湿った岩場に垂れ下がる多年草で、長さは50〜100センチ。葉は長楕円状披針形〜披針形で、茎が葉の基部を突き抜けるようになる。 花は葉腋に1〜2個、上向きに咲く。花は黄色で内面に赤褐色の斑点があり、やや外側へ開く。花期は9〜10月。宮崎県に分布する。 〜徒然想〜 宮崎県尾鈴山周辺にしか見られない固有種ですが、数が激減しているそうです。 古い撮影記録では、目の前に群生する姿を見ることができたようですが、今ではそのような場所はないとも聞いています。 私の撮影日は、朝からあいにくの雨で、台風も近づいています。当初の場所はあきらめて、近場で探すことにしました。 ようやくみつけたのは渓流の対岸の岩壁でした。10メートルほどありましたでしょうか。雨で暗い渓流が一層暗くなっています。 難しい撮影になってしまいましたが、見ることができて幸せでした。 −同じ科の植物− |
|
2012.9.29 宮崎県 |
2012.9.29 宮崎県 | 2012.9.29 宮崎県 |
2012.9.29 宮崎県 | ||
2005.10.23 東京都調布植物園(植栽) |