カセンソウ

キク科 オグルマ属

日当たりのよい湿地、草地などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。茎は細くて固く、基部は木質、上部で分枝し、やや多くの毛がある。葉は互生し、長楕円状披針形、縁には細かい鋸歯がある。葉裏の葉脈は隆起する。
頭花は枝の先に数個つき、黄色で直径3〜4センチ。花期は7〜9月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

本州ではなかなか見る機会がなかった本種ですが、北海道では海岸近くや湖畔の草地でよく見かけました。
ごくごく当たり前に生えている植物のようです。やはり、北海道はすごいです。
ワッカ原生花園では蕾も多く、これらが全部咲くと一面が黄色で覆われるのではないかと思えるほどです。
背景には青い海と緑の草原が広がっています。盛期のカセンソウの黄色とのコントラストを想像すると、一層雄大な北海道が現れてきます。

−同じ科の植物−
2012.7.22 北海道(画像にポインターをおいてください)
 2012.7.24 北海道    2012.7.24 北海道
 2012.7.28 北海道    2012.7.28 北海道
 
 2013.8.29 山梨県    2013.8.29 山梨県