カラクサナズナ

アブラナ科 マメグンバイナズナ属

ヨーロッパ原産の帰化植物。畑、道端、荒地などに生える2年草で、高さは10〜50センチ。茎は基部より分枝し倒伏して放射状に広がり、先は斜上する。葉は1〜2回羽状深裂し、側裂片は3〜7対で歯牙がある。
花は白色〜淡黄色で直径1ミリほど、花弁は4個。期は3〜8月。別名インチンナズナ、カラクサガラン。

〜徒然想〜

海岸の植物を探しに隆起サンゴ礁の浜辺に入ります。何でもみてやろうと気が入ります。
最初に目に入ったのがこの植物で、小さな花らしきものが付いています。
観察していると声がかかります。”インチンナズナです。帰化です。” 声に納得、如何にも帰化植物らしく周りに広がっています。
異臭があり、牛の飼料に混入すると牛乳を廃棄しなければならない嫌われものです。
なお、咲いていればいいとなと思っていたシロミルスベリヒユは、すっかり花が終わり小房が膨らんでいました。

-同じ科の植物-
2015.3.5 沖縄県
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