カンラン

ラン科 シュンラン属

 
2016年7月 鹿児島県   2016年7月 鹿児島県


常緑広葉樹林下などに生える多年草で、高さは20〜70センチ。葉は束生し、線形で光沢がある。葉の縁は滑らか。
花は球茎の基部から出て、5〜10個の花を咲かせる。芳香がある。花色は変化があるが、基本は緑色で、紫色を帯びる。花期は11〜1月。分布は不明。


〜徒然想〜

自然林で花を見るのは、極めて難しい、むしろ不可能ともいえるラン科植物です。
沖縄県などで何度か葉を見ていますが、いずれも花を咲かせないか、又は花を咲かせる前に採られてしまうといいます。
私も、とうとう諦めて、葉だけですが収載しておくことにしました。
この葉の個体も山道に近い場所なので、花を咲かせる前に採られてしまうことでしょう。もし、この個体が花を咲かせたとの連絡があったら、直ぐにでも飛んでいきたい想いでいます。

なお、自生の花を見たい方は、HP ”野の花賛花”に唯一といっていいほどの画像がありますので、参照してみて下さい。

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