ゴバンノアシ

サガリバナ科 サガリバナ属

熱帯地域の海岸、マングローブ林内などに生える常緑高木で5〜20メートル。葉は互生し、倒卵形〜倒卵状長楕円形で、長さ20〜40センチ。革質で柄がなく、光沢がある。
花は葉の脇に総状花序を出し、白い4弁花を上向きに付ける。雄しべは極めて多く、糸状で長さ10センチほど、下方は白く、上方は紫色を帯びる。果実は4稜があり、碁盤の脚に似ているのでこの名がついた。花期は5〜11月。

〜徒然想〜

もうだいぶ長い間植栽の花は載せていませんでしたが、本種とサガリバナは別です。あまりにも美しいのです。そして幻想的なのです。甘い香りも魅惑的です。
花は夜咲き、朝には落ちてしまいます。ですので、夜を待って見に出かけます。
懐中電灯を向けた先には・・・、今まで見たことがない花が浮かび上がりました。大きさは直径15センチほど、まるで束ねたグラスファイバーを広げたような姿です。しかも、先端は黄色く光っています。感動的な美しさです。

碁盤の脚に似た四角い果実の中に1個の種子があり、椰子の実のように遠い南の島から日本に流れ着き花を咲かせる。何とも壮大な生き様です。
それだけに、美しい花を咲かせる資格があるように想えます。

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2014.6.22 沖縄県(画像にポインターをおいてください)
   2014.6.22 沖縄県  
 2015.12.20 沖縄県    2015.12.20 沖縄県
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