ホソバノヨツバムグラ

アカネ科 ヤエムグラ属

山野の湿地などに生える多年草で、高さは20〜50センチ。茎は細く、4稜があり、稜上にごく少数の下向きの刺がある。葉は4〜6枚輪生し、狭長楕円形〜倒披針形。
花は枝先と葉腋に2〜5個まばらに付け、白色、直径1ミリほど、先は3裂して平開する。果実は無毛。花期は6〜8月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

雨降る湿原で、今まで見たヤエムグラの仲間とは違うものが見られました。茎は細く、全体に弱々しい感じです。雨でじっくり撮影できず、名は後で調べることにしました。

まず候補に挙がったのはヒメヨツバムグラですが、本種は平地に生えます。
次に細身であることを目安に候補に挙がったのがホソバノヨツバムグラで、こちらは平地〜山地の湿原に生えます。特徴は、ふつうこの仲間は花弁が4枚なのに対し、3枚であることです。
そのことを知らずに急ぎ撮影したので、花のアップは撮影していませんでした。でも、幸いに原寸大の画像を見て、3枚の花弁を確認できたので、本種としました。
雨とはいえ、花弁をしっかり撮影しませんでした。反省です。

花弁と実の画像を追加しました。

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2014.7.24 群馬県
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