ヒロハヤマトウバナ

シソ科 トウバナ属

山地の木陰などに生える多年草で、高さは20〜60センチ。葉は卵形〜長卵形で、ヤマトウバナに比べて葉が広くて大きく、中部以上の葉はほぼ同じ大きさ。
花は茎頂に総状花序となり、花冠は白色〜淡紅色を帯びた白色で、長さ7〜8ミリ。萼には短毛のほか長い軟毛がある。花期は7〜9月。東北地方南部〜中部地方に分布する。

〜徒然想〜

同定にあたり候補をいろいろ検索したのですが、本種でいいのではないかとの結論に至りました。他のトウバナの仲間と比べると、葉幅が広く、大きさが上下あまり変わらないのが決め手です。
岐阜でシラゲヒメジソを探したのですがみつからず、代わりに本種をみつけました。花はやや終わりです。

実は似た花は富士山麓でも見ていて、不明種として後日同定と撮り直しを考えていたものです。他の花を一生懸命探していたいきががりで、何だろうと思いながら数カット撮っておきました。気持ちがこもらず、撮影が雑になっています。
何だろうと疑問に思った花は、しっかりと撮っておかなければいけないですね。

−同じ科の植物−
2013.9.21 岐阜県
 2013.9.21 岐阜県    2013.9.21 岐阜県
 20237.26 神奈川県  2023.9.12 神奈川県箱根
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