ヒラツカスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

 
 2015.4.16 東京都奥高尾

ヒゴスミレとエイザンスミレの自然交雑種で、山地の明るい草地などに生える。葉はヒゴスミレのように5裂し、裂片が広い特徴がある。但し、3裂又は4裂のものもある。
花は直径2〜2.5センチで、花弁は白色〜淡紅紫色、側花弁は有毛。花期は4月〜5月。


〜徒然想〜

ようやく見つけました。
数年前に、関東では珍しいヒゴスミレをみつけた場所には本種があるはずと・・・、探しました。でも、山頂近くまで登ったものの、その場所ではみつかりませんでした。
周回コースです。山を下り、もう一度別の山に登り、スタート地点に戻ります。
みつけたのは、別の山の山頂付近です。何ということはありません。周回コースですから、反対周りであれば、ほんの短時間でたどり着ける場所でした。
疲れましたが、みつかったことにホッとしています。
花はエイザンに近くピンク色ですが、ヒゴに近い白色のものや中間のものも見られます。葉も5裂するものも、4裂のものも見られるようです。


−同じ科の植物−

 2015.4.16 東京都奥高尾    2015.4.16 東京都奥高尾

以下は5年間温め、ヒラツカスミレであるとの自信が持てなかった画像です。
未だに確信は持てませんが、ヒラツカスミレであるとすれば、ヒゴタイプということになります。
翌年以降は、見られなくなってしまいました。

2010.4.24 山梨県 2010.4.24 山梨県
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