ヒナアズキ

マメ科 ササゲ属

草地、荒地などに生えるつる性の多年草。葉は3小葉からなり、小葉は倒卵形〜楕円形で、中央部かそれよりやや上部が最も幅広い。
花は葉腋の総状花序に5〜8花付き、黄色、長さ1センチあまり。竜骨弁はねじれる。豆果は線形で、長さ4センチほど。花期は1年中。沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

オオヤブツルアズキと同定しましたが、帰宅後調べると違っていました。ヒメアズキでした。
オオヤブツルアズキは小葉の一番広い部分が基部に近いところにあるのに対し、ヒメアズキは真ん中かやや先端にあるのが相違点です。
些細な違いとも思えるのですが、葉の印象はだいぶ違います。慣れればすぐに見分けられそうです。

本州〜九州にはヤブツルアズキがあります。ヒメアズキは、むしろこちらに似ているようにも思えますが、分布域が違います。
宿での夕食前に裏山を散策してみつけました。

−同じ科の植物−
2014.6.21 沖縄県
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