ヒメカクラン

ラン科 ガンゼキラン属

深山の常緑広葉樹林内などに生える多年草で、高さは40〜100センチ。葉は数枚付き、長卵状楕円形、表面は光沢がある。
花は茎先の総状花序に、まばらに数個付け、淡紅紫色、直径5センチほど。唇弁は浅く3裂け、中央裂片には毛の生えた板状の突起がある。花期は12〜1月。沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

なかなか花を咲かせないランと聞いています。事実、幸いにも開花株があるものの、花を付けていない株もいくつか見られました。
また、花は全てを咲かせるのではなく、1〜2花ずつ花茎の下の方から咲かせるようです。花は盛りを過ぎるとオレンジ色に変わります。一方で、花茎の先端には蕾も残っています。
下記の左右の画像は1ヶ月ほど差がある同じ株です。蕾だったものが、立派に花を咲かせていることが分かります。
ピンクの綺麗な花です。やや赤い斑点が見られます。中央の唇弁にはブラシのような毛が見られます。

滅多に見られな花との幸運な出逢いでした。ワクワクの連続〜じっくりと撮影させていただきました。

−同じ科の植物−
2015.12月 沖縄県
 2016.1月 沖縄県   2015.12月 沖縄県  
   2016.1月 沖縄県  
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